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映画のモチーフにもなって、今とっても話題の「花魁(おいらん)」。おいらんとは遊郭でトップクラスの人気を誇った遊女のことをいいます。
『吉原細見』という遊女の名簿が当時のベストセラーだったことを考えると、現在でいうセレブのような存在だったようです。美しさはもちろん、芸事や教養を幼いころから教え込まれたうえに、男心を操る手練手管に長けていたおいらん。
ではどうすればそのおいらんと遊ぶことができるのか?まずおいらんに「会わせて」もらうため、茶屋に通いつめます。お酒や食事を皆に振る舞い、これでもか!とお金を遣ったところでおいらん登場。でも目も合わせてくれません。二回目、三回目と通ううちに少しずつ近づいて、気に入られればお店で結婚の儀のようなものをして、やっと床をともにすることができます。これが遊び場?駆け引きをしに通ってるように見えます。女性よりも男性のほうが駆け引き好きなのでは?なんて考えたりしちゃいますよね。
「おいらん道中」とは、見習い遊女などをひきつれて「旦那の待つ揚屋」に向かうときの様子のこと。頭に差した何本もの簪、底が厚く重い三枚歯下駄を履き、外八文字という独特の歩きかたをします。その華やかな様子は、格の高さと美しさを誇示するためのパフォーマンスでもありました。しかし光を浴びた遊女たちの影の苦労ははかりしれず、あまり長生きは出来なかったようです。女性としてはとても興味深いですよね。
さて、この「おいらん道中」、現在はイベントとしてお祭りやレジャースポットなどで見ることができます。華やかなおいらんの着物の着こなしや外八文字など、ぜひ見てみたいですよね!美しさと華やかさの影にたくさんの想いを抱えていたであろうおいらん。おいらんのことをちょっぴり知ったわたしたちは、パレードもちょっと違った視点で楽しめるのではないでしょうか?
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