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気ままな休日ABC Vol.36隔週月曜日更新BACK NUMBER
素材菓子を片手に休日をエンジョイしよう!一人でもみんなでも気軽に楽しめる。そんなヒントがいっぱいのコラムです。
世界の王妃

悲劇の王妃「マリー・アントワネット」を題材にした映画が若い女性のあいだで話題になりました。王妃といえば究極のセレブ。とくにマリーは浪費家で美しく、「パンが無いならお菓子を食べればいい」発言など、時を越えてセンセーショナルな存在。でも、悪名高い彼女もひとりの女性。わたしたちと同じように悩み、恋をして、わたしたちと同じように笑い、そしてひとり涙する夜もあったはずです。今回は、興味深い何人かの「王妃」にスポットを当て、ご紹介していきましょう。

まずは「エリザベス1世」。エリザベス1世といえばその政治手腕と学問の才が有名ですが、幼児期に悲しい出来事を経験しています。母であるアン・ブーリンが、彼女が2歳のときに父によって処刑されたのです。しかも父王が愛人と結婚したいがだけのために、ありとあらゆる無実の罪をきせられて。「結婚が起こす悲劇」を身近で味わったためか、エリザベスは一生独身を通しました。実際は何度か恋をして、公私にわたって信頼関係を結んだ男性もいたようです。

次に紹介するのは狂王妃フアナ(カスティーリャ女王)。美貌のブルゴーニュ公フィリップと結婚したフアナ。しばらくは仲睦まじく2男4女をもうけますが、夫の派手な女性関係を許すことが出来ず不安定になっていきます。フィリップもそんなフアナから離れていきました。精神を病んだフアナは、夫の死で完全に正気を失ってしまいます。夫の棺を馬車に乗せ、国をさまよいつづけ、しまいには城に幽閉されてしまいます。(40年も!)彼女の病については諸説ありますが(政治的思惑からなど)、正気を失うほど夫を愛した彼女のこころを思うと、同じ女性として胸が痛みます。

抗うことのできない運命に翻弄されながらもその時代を生き抜いた女帝たち。現代に生きるわたしたちは、自分の手で未来を選ぶことができます。彼女たちの人生から何かを学んだ休日は、女同士で語るも良し、彼に甘えるも良し、「したたかに生きていこう」とコッソリ決意するも良し、ですね!
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