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八百屋さんに青梅が並ぶ6月初めから7月半ばの土用までは、梅酒や梅干しを漬ける「梅仕事」の季節。梅雨明けを待って、塩漬けした梅をザルに広げて干す「三日三晩の土用干し」は、暑い夏の始まりを告げる風物詩なのです。
ひとくちに梅干しといってもしっとりした梅干しもあれば、カリカリしたもの、味のついたものなど、色々な種類があるのを知っていましたか?おなじみのしっとりした梅干しには、塩漬けして干しただけの「白梅干し」と、塩漬けした後に赤しその色をつけた「赤しそ漬け」とがあります。白梅干しは昔ながらの酸味と塩味が楽しめ、赤しそ漬けは爽やかなしその香りが食欲をそそります。カリカリした歯ざわりの梅干しは、塩漬け後の土用干しをしないで仕上げたものです。味の付いた梅干しのバリエーションとしては、かつお節の風味が豊かな「かつお梅」、昆布の旨みのきいた「昆布梅」、はちみつで味付けしたまろやかな味わいの「はちみつ梅」などがあります。またしょっぱい味が苦手という人向けに、塩分を控えめにした梅干しもありますね。
ところでもう一つの「梅仕事」梅酒は、青梅に氷砂糖とホワイトリカーを入れるだけという手軽さから、自家製を楽しむという人も多いようです。何年も寝かせた自家製梅酒もおいしいですが、プロが作る梅酒もまた格別な味わい。最近ではオーソドックスな梅酒以外に、焼酎やみりん、日本酒、ブランデーなどで造ったユニークな梅酒も登場して、話題を呼んでいます。芋焼酎や米焼酎の梅酒はふくよかな香りが楽しめますし、日本酒の梅酒はまろやかな甘さと酸味、みりんはコクのある甘み、ブランデーは豊かな香りが魅力的。夏の疲れを癒す食前酒として特に女性に人気だそうです。
思いのほか種類が多い梅干しと梅酒。いろいろ試してお気に入りを見つけてみてはいかがでしょう。
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