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わかめのお話「これがワカメのカラダ」
ワカメは一年中食べられるとても身近な海藻ですが、実は旬があるのを知っていましたか?
ワカメの旬は3月〜5月ごろ。この時期に出回る生ワカメは、さっと湯通しするだけで弾力のある歯ごたえと磯の香りが楽しめ、とてもおいしいものです。ただ、生ワカメは保存が利かないので、多くは乾燥品や塩蔵品に加工されます。それで1年中ワカメが食べられるというわけです。

ところで、ふだん私達が目にするワカメは短くカットされたものが多いのですが、海の中に生えている状態では意外に大きく、なんと2m近くもあります。こんなに大きなワカメが生える場所は、水深2〜3mの岩の上。季節になると磯いっぱいワカメで埋め尽くされるほど繁茂するそうです。そして、旬をすぎた夏にはすっかり枯れて、翌年の早春までは姿を消してしまいます。


そんなワカメのカラダは、海藻独特のなかなか興味深い形やはたらきを持っています。見た目は、先端に切れ込みの入った大きなうちわのような形をしていて、カラダ全体は葉と茎と仮根という部分に分かれて成り立っています。この仮根とよばれる部分が、繁茂する時に大活躍します。

ワカメは海藻類なので、地上の植物と違って種も球根も作りません。カラダから胞子を出して海中に泳がせ、子孫を増やしていきます。
夏の初めごろには、仮根の上の所に、胞子を作るための、ヒダヒダ状の分厚い胞子嚢がたくさんできます。この部分は、芽カブと呼ばれる部分で、強い粘りがあって、葉など他の部分と同じく、食べることができます。

乾燥ワカメや塩蔵ワカメには、主に葉の部分が使われますが、芽カブや茎の部分はワカメのカラダの中でも特に食物繊維が豊富で、体にうれしい食べ物です。ぜひ毎日の生活にとりいれてみてくださいね。
 
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